LLC濃度と凍結温度

自動車はエンジンを燃焼させて走っています。その際、エンジンは熱を発生します。その熱がどんどん高くなると、オーバーヒートを起こしエンジンが故障してしまうので、その発生した熱を冷ます必要があります。以前は空気で冷ましていたのですが、現在は効率の良い冷却水を使用しています。この冷却水の正式名称はLLC(ロングライフクーラント)と言いますは、エンジンをオーバーヒートさせないように放熱させる役割と共に、防錆効果もあります。

ところで、このLLCを水で希釈する際、濃度が重要になってきます。というのは水で希釈しすぎて凍結させてしまってはいけないからです。かといって、原液のままだと粘度が高すぎてドロドロとなり、これもよくありません。適切なLLC濃度というのは、寒冷地に住んでいるか、住んでいないかで分けらます。

通常国内で新車の状態では、およそ30%程度の濃度になっています。氷点下10度くらいでも凍結温度には達しません。しかし、もしその車でスキーなどに行く場合は要注意です。夜中にもなると、氷点下20度くらいまで下がりますので、LLCが凍結する恐れがあります。一般に寒冷地使用と呼ばれる車は、濃度をおよそ40~45%くらいにしています。これくらいの濃度だと、氷点下20度でも、凍結温度とはなりません。