ブレーキフルードの規格

ブレーキに使われるフルードには、規格が存在します。この規格はエンジンオイルの物と違い、自動車や使われる環境によってある程度使わなくてはならないようになっています。ブレーキフルードの規格はDOT規格というものが使われており、通常DOT3からDOT5まで分かれており、それぞれ特徴が違います。そのため、エア抜き等を行う場合、必ず使用している自動車のフルードの規格が何かを確認する必要があります。このように、規格をしっかり守らなくてはならない理由に経済的な問題と性能差から来る安全面の問題があるためです。DOTの違いによる性能差は主に沸点温度の違いによって決まっています。数字が高くなるほど沸点は高くなります。これはスポーツ走行などでブレーキを多用した場合、沸点の低い物を使っているとフルードが熱で気化してしまう、ペーパーロック現象が起きてブレーキが効かなくなります。しかし、だからといってスポーツ走行をしない自動車に規格の良い物を使ってもその分劣化が早いため、頻繁に交換しなくてはなりません。また、エア抜きする際、例えば、最初に入っていたものがDOT3の物が入っていたとします。そこに、新たにDOT5のフルードを入れた場合完全に交換出来れば良いのですが、中途半端に混ざった場合成分の違いから分離してしまい、機能が果たせなくなる恐れがあります。これらの理由により、定められた規格を守ることが大事になります。

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